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庭の大木を伐採・処分する方法とその費用は?ヒノキ・コナラ・サワラの対応ガイド

庭 ガーデニング

庭に植えていた木が大きくなりすぎて、隣家への越境や台風被害が心配になってきた

——そんなある意味贅沢かもしれない悩みが年々増えています。我が家もですが。

特にヒノキ・コナラ・サワラのような高木は、放置すると樹高10〜20mを超えることもあり、個人での管理が難しくなります。

この記事では、樹種ごとの特徴・伐採の方法・処分の手段・業者に依頼した場合の費用の目安を、伐採を検討している一般家庭向けにまとめました。

1. 樹種別の特徴と伐採難易度

ヒノキ(檜)

 

知らない人はいないのでは?と思うくらい日本を代表する針葉樹で、まっすぐ高く伸びる性質があります。

樹高は庭木でも10〜20mに達することがあり、幹が太く重量があるため、倒す方向のコントロールが難しい木です。

香りが強く、材木として価値がある場合もありますが、伐採後の根が広く張っているため根処理にも手間がかかります。

  • 難易度:高
  • 特徴的なリスク: 真上に伸びるため狭い庭での伐採は特に困難

コナラ

 

里山を代表する広葉樹で、どんぐりが実ることでも知られています。

幹は比較的短くても枝が大きく横に広がるため、隣家や電線への干渉が問題になりやすい樹種。

木材としては薪や炭の原料になり、引き取り先が見つかることもあります。

  • 難易度:中〜高
  • 特徴的なリスク: 枝張りが広く、電線・建物への接触リスクが高い

サワラ(椹)

 

ヒノキに似た針葉樹ですが、葉の形が少し異なり、成長が早く、管理を怠ると急速に大きくなります。

木材としては水に強く耐久性があるため、昔から桶・浴槽などに使われてきました。

密に枝葉が茂るため、伐採時の枝おろし作業に時間がかかります。

  • 難易度:中〜高
  • 特徴的なリスク: 葉が密集しており、作業中の視界確保が難しい

2. 伐採の方法

大木の伐採にはいくつかの方法がありますが、業者はその木の大きさ・周囲の環境・作業スペースを見て、最適な方法を選定します。

根元からの一本伐り(地上伐採)

山で杉の木を伐採するシーンをTVで見たことがあると思いますが、木の根元にチェーンソーを入れ、倒す方向を決めながら一気に伐る方法です。

広い庭で木の周囲に障害物がない場合に使われます。

費用が比較的安く済む反面、木が倒れるスペースが必要です。

上から順に枝・幹をおろす「枝おろし伐採」

高木や周囲に建物がある場合に多用される方法で、作業者が木に登るか、高所作業車を使いながら、上から少しずつ切り落としていきます。

安全性が高い反面、時間と費用がかかります。

クレーン・高所作業車を使った伐採

クレーンなど大型重機を使い、切った幹をそのまま吊り上げて安全に地上へ降ろす方法で、高さ15m以上の大木や、敷地が狭くて木を倒せない場合に有効です。

費用は最も高くなりますが、安全性・確実性はトップクラスです。

3. 伐採後の処分方法

木を伐ったあと、残った幹・枝・葉をどう処分するかも重要なポイントです。

ストーブの燃料にする等のご家庭ならそのまま薪割りの負荷で済みますが、伐採した木材のボリュームもそれなりの量なので、しっかり見積もる必要があります。

業者に一括処分を依頼する

最も手間がかからない方法。

トラックに積んで持ち帰り、チップ化や産業廃棄物処理場へ運搬してもらいます。

費用は発生しますが、後片付けまですべてお任せできます。

粉砕機(チッパー)でチップ化

業者がチッパーと呼ばれる機械で現地にて枝葉や細い幹を細かく砕きます。

チップは庭のマルチング材として活用したり、業者が引き取ったりします。

運搬コストを抑えられる場合があります。

薪・材木として活用・譲渡

コナラなど薪に向く樹種は、玉切りにして知人に譲ったり、薪としてフリマアプリで販売したりすることも可能です。

ただし自分で運搬・保管が必要になります。

根(切り株)の処理

見落としがちなのが切り株の処理です。根が残ると腐敗してシロアリの巣になるリスクがあります。除去方法は以下の2つです。

  • 根ごと掘り起こす: 重機が必要で費用は高め
  • 防腐剤で枯らす: 費用は安いが時間がかかる(数ヶ月〜1年)

4. 業者に依頼した場合の費用目安

費用は「樹高・幹の太さ・周囲の環境・処分方法」によって大きく変わるので、下記はあくまでも目安です。

見積もりは複数社から取ることを強くおすすめします。

伐採費用の目安(1本あたり)

樹高 費用の目安
3m未満 5,000〜15,000円
3〜5m 15,000〜30,000円
5〜10m 30,000〜80,000円
10〜15m 80,000〜150,000円
15m以上 150,000円〜(要見積もり)

処分費用の目安

処分の内容 費用の目安
枝葉・細幹の処分(軽トラ1台分) 10,000〜20,000円
幹の運搬・処分(大型トラック) 30,000〜60,000円
切り株の除去(通常サイズ) 10,000〜30,000円
高所作業車の使用料 30,000〜80,000円/日

ヒノキ・コナラ・サワラの一例(伐採+処分込み)

樹種 樹高の目安 総費用の目安
ヒノキ(10m) 中規模 100,000〜180,000円
コナラ(8m・枝張り大) 中規模 80,000〜150,000円
サワラ(12m) 大規模 130,000〜220,000円

5. 業者を選ぶときのポイント

複数社から見積もりを取る

同じ木でも業者によって10〜30万円近く差が出ることがあります。最低でも2〜3社から見積もりを取りましょう。

出張見積もりを無料で行っている業者を選ぶのがおすすめ。

伐採の資格・保険を確認する

大木伐採は危険を伴う作業です。

造園技能士特別教育修了者の資格を持つ作業員がいるか、損害賠償保険に加入しているかを確認してください。

「伐採のみ」と「処分込み」で分けて見積もってもらう

見積書に内訳が記載されているか確認しましょう。

伐採費・運搬費・処分費・切り株処理費が分かれていると、後からの追加請求トラブルを防ぎやすくなります。

まとめ

庭の大木の伐採・処分は、樹種・樹高・周囲の環境によって方法と費用が大きく変わります。ヒノキ・コナラ・サワラのような高木の場合、伐採+処分で数万円〜20万円超になるケースも珍しくありません。

大切なのは早めに動くこと。木が大きくなるほど費用も手間も増え、倒木・越境などのトラブルリスクも高まります。まずは複数の業者に無料見積もりを依頼し、信頼できる専門家に相談することから始めましょう。

※掲載している費用はあくまでも目安です。実際の費用は現地調査後の見積もりにてご確認ください。

6. FAQ(よくある質問)

Q. 隣の木が越境してきた場合はどうすればいい?

民法改正(2023年4月施行)により、越境した枝は一定条件のもと自分でカットできるようになりました。ただし境界の確認や事前通知が必要なため、まず専門家や自治体に相談することをおすすめします。

Q. 自分で伐採することはできる?

高さ3m未満の木であれば、チェーンソーの扱いに慣れた方が自分で行うこともあります。ただし、ヒノキ・コナラ・サワラのような大木は、倒れ方の予測が難しく重大事故につながるリスクがあります。プロへの依頼を強くおすすめします。

Q. 補助金はある?

自治体によっては、緑化推進や景観保護の観点から伐採・剪定費用の一部を助成しているケースがあります。お住まいの市区町村の農林・緑化担当窓口に問い合わせてみてください。

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